酒税改正も追い風 「キリン一番搾り・糖質ゼロ」販売絶好調

10月6日に新発売された「キリン一番搾り・糖質ゼロ」の販売が絶好調のようだ。

キリンビールは12日、一番搾り・糖質ゼロが発売からわずか5日で65万ケースを突破したと発表した。年間120万ケースを目標としていたが、5日で約5割強を達成した形。ビールとしては国内初となる糖質ゼロを実現し、新たな価値を広げる商品として消費者から高い評価を受けた。10月の酒税改正でビールが減税となったことも追い風となった。
キリン一番搾り・糖質ゼロ
キリン一番搾り・糖質ゼロは新型コロナ禍での健康志向の高まりや家飲み需要をとらえた商品。5年の歳月をかけて試験醸造を繰り返し、「糖質ゼロ」と「おいしさ」の両立を実現した。糖質オフ・ゼロのビール類ユーザーからの試し飲みニーズも獲得し、「新しいスタンダードになる」「革新的な商品」、「味も大満足」「おいしく飲めて、うれしい」などの声が寄せられた。販売ルートもスーパーやコンビニに加え、ドラッグストアでの採用が広がり、流通業界からビール市場活性化への期待が高まっているという。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. コンシューマーワイド 食品ロス問題は持続可能な未来を目指す国際社会の課題になっている。SDGsは1c
  2. unicharm
    消費者共創と協働 夜用のショーツ型ナプキンの昼用として10月に発売した。商品名は「ズボンを脱がずにc
  3. ニッポン消費者新聞2025年1月1日号
    特集 悪質商法対策プロジェクトチーム 消費者庁が立ち上げ、高市首相の国会答弁ウケ ~関c
  4. 消費者庁
    食品の流通量が増える年末に向けて、消費者庁は都道府県と連携して年末一斉取締りを実施する。年末一斉取りc
  5. 除雪機の事故
    冬シーズンが始まる12月に、除雪機の事故が多発しているとして、NITE(製品評価技術基盤機構)が注意c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る