ミツカンはお酢やぽん酢、つゆを活用した減塩レシピを紹介するウェブサイト「いつもの調味料でおいしく減塩」をオープンした。一品ごとのレシピに加え、主菜と副菜を組み合わせた減塩献立を紹介。医学博士で管理栄養士の本多京子先生による「減塩のコツ」も学べる。URLはhttp://www.mizkan.co.jp/genen/。

減塩を続けるにも毎日の献立を考えるのは大変。同サイトでは主菜と副菜を組み合わせた献立も数多く紹介されている

ミツカンが提案する減塩とは「1食卓当たり食塩相当量が2.5グラム以下の献立」「メニュー100グラム当たり食塩相当量が0.3グラム以下」「比較対象メニューに対し、25％以下の減塩」のいずれかを満たすこと。減塩食はおいしくないと感じている人が多い中、同サイトでは調味料を工夫することでおいしく減塩できるメニューを提案している。

ミツカンが提示する減塩のコツは「酸味を上手に使う」「香りのよい香味野菜を使う」「だしをきかせる」など。お酢は味を上手に引き立たせる働きがあり、料理のバラエティも増える。ぽん酢やつゆをしょうゆ代わりに活用すれば、酸味やだしのうまみのおかげで減塩ながらおいしい料理に仕上げられるという。同サイトを活用することで、毎日の献立に迷うことなく、おいしく減塩できそうだ。

同社は「減塩メニューや減塩のコツを紹介することで、世の中の減塩意識の高まりに対し、ミツカンならではの減塩の提案を強化していく」としている。

（本紙「ニッポン消費者新聞」10月1号より転載）