“ゾンビたばこ”エトミデート蔓延 国は異例の迅速対応🔒

◎指定薬物の指定後も相次ぐ事件 若者どう守る

危険ドラッグの「エトミデート」が猛威を奮っている。電子たばこ用リキッドとして使用され、“ゾンビたばこ”とも呼ばれる。沖縄県内で流行し始め、すでに全国的に蔓延しつつある。エトミデートの急速な広がりに国も危機感を持ち、異例とも言える素早い対応を見せた。だが、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく指定薬物への指定後も、エトミデートをめぐる事件は後を絶たない。

ゾンビたばこ

エトミデート検出製品の1例(東京都発表資料より)

◎海外で麻酔導入薬として承認

エトミデートをめぐる事件は全国で発生している。警視庁によると、昨年5~10月の間に全国で合計20人が検挙された。都道府県別に見ると、沖縄県10人、大分県5人、三重県2人、東京都2人、福岡県1人。昨年6月には、沖縄県那覇市で未成年者2人が所持・使用の容疑で逮捕された。今年に入り、プロ野球・広島カープの元選手が逮捕・起訴される事件が発生。危険ドラッグがプロスポーツにも”汚染”を広げている状況は、世間に衝撃を与えた。

エトミデートは海外で麻酔導入薬として使用されている。日本では承認されていない。麻酔導入薬の特性から使用後に体から抜けやすく……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」7月1日号より一部転載)

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