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オンラインで開催へ 食品ロス削減推進大賞表彰式

消費者庁

消費者庁は2月22日、ウェブ配信によるオンライン形式で食品ロス削減推進大賞表彰式を開催する。受賞者は内閣府特命担当(消費者担当)大臣賞、消費者庁長官賞、審査委員会委員長賞など7団体・2個人。

内閣府特命担当(消費者担当)大臣賞はハローズ。持続可能なフードバンクへの商品提供の仕組みを改善し「ハローズモデル」として開発した。このハローズモデルに沿って各社・メーカーに幅広く商品提供を呼びかけた。これまではフードバンクの倉庫に一旦商品を入れて引取団体に配っていたものを引取団体が直接近隣店舗に取りに行けるよう仕組みを変えたことで、商品の提供拡大につながった。

消費者庁長官賞は井出留美さん、クラダシ、チーム「それいいね!!」の2団体1個人。

井出さんは「食品ロス削減推進法」の制定に協力。食品ロス削減の重要性を広報・啓発した伝道師(エバンジェリスト)として評価された。クラダシは日本で最大級の社会貢献型フードシェアリングプラットフォームを開設。ネットを活用して食品ロスを削減させ、廃棄対象食品の発生抑制を促す仕組みを構築した。チーム「それいいね!!」は、高校生と大学生でアイディアを出し合い、スーパーでの賞味期限切れ商品の廃棄を無くすために「食べてほしーる」運動を提案した。

審査委員会委員長賞には、静鉄ストア、ダイエー・豊中市社会福祉協議会、滝沢秀一さん、バリュードライバーズ、福井県連合婦人会の4団体1個人が入賞。それぞれの食品ロス削減につながる活動が評価された。

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