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スバル「レヴォーグ」、安全性能評価で大賞 最高得点獲得

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は5月25日、車の安全性能を評価する2020年度「自動車アセスメント」結果を発表し、最高得点を獲得したスバル「レヴォーグ」にファイブスター大賞を授与した。スバル商品企画本部の五島賢氏は「同車は安心と愉しさの双方を高い次元で実現することを狙って開発した車。スバルは2030年死亡交通事故ゼロを目指しており、実現に向けた技術のいくつかはレヴォーグの安全技術が基本になる」と語った。

ファイブスター大賞に輝いたスバル「レヴォーグ」。第41回日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している

今回は10車種を対象に評価し、6車種が5段階評価で最高レベルの「ファイブスター賞」を獲得。そのうちスバル「レヴォーグ」は190点満点中186.91点と最高得点を獲得して「ファイブスター大賞」に輝いた。

五島氏によると、同車は事故を起こしにくくする技術や予防安全技術を採用し、衝突安全でも2016年のインプレッサから採用を開始した歩行者用エアバッグなどを搭載した。スバル初のつながる安全サービス「スターリンク」も採用しているという。

制度開始から26年目となる自動車アセスメントは評価方法が大幅に変更され、個別に評価してきた「衝突安全」と「予防安全」を統合し、総合的に評価する制度が導入された。また、ファイブスター大賞も、過去の最高得点を更新した車種に授与する方式から、年度ごとに最高得点を獲得した車種に授与する方式に変更された。

NASVAは評価結果をクルマ選びに活用するよう呼びかけるとともに、「自動車に搭載されている予防安全装置はあくまでも運転者を補助する装置。運転者は自らの手で安全運転を心掛けてほしい」と注意を促した。

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