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10月18日は冷凍食品の日 都内イベントで便利さアピール

日本冷凍食品協会は10月18日、東京都内で「10月18日は『冷凍食品の日』~べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品~」と題したイベントを開催した。トークショーでは、タレントの山口もえさんが子どものお弁当作りなどに冷凍食品を活用していると公表。冷凍食品アンバサダーを務める三國清三シェフは「食べる分だけ取り出して使えるので食品ロス削減にもつながる」などとアピールした。

「冷凍食品の日」イベントのトークショーに登場した山口もえさん、三國清三シェフ、日本冷凍食品協会の大櫛顕也会長(18日、ロイヤルパークホテルにて)

中学2年生の長女を筆頭に3人の子どもを育てる山口さんは「毎日、食事の支度のことばかり考えている」と語り、長女のお弁当に冷凍食品のハンバーグやつくねなどを活用していることを告白。さらに冷凍庫にはチャーハンと餃子を常備しているといい、「これさえあれば1食できるというお守りみたいなもの。手軽に作れて皮もパリッとしていて子どもにも好評」と明かした。

一方、三國シェフは家庭でできるレシピを連日、YouTubeで発信していることをアピールし、「冷凍食品を使ったレシピはバズる。特に冷凍パイを使ったアップルパイのレシピは数十万回再生された」と強調した。また、今夏の東京オリンピックで冷凍食品の餃子が選手村で大好評だったというエピソードを披露したほか、食品ロス削減にもつながる冷凍食品の特性を紹介するなどした。

トークショーに参加した冷凍食品協会の大櫛顕也会長は冷凍食品の上手な解凍・保存方法を紹介。「一番難しいのは解凍。電子レンジのオート機能を使わずに必ずパッケージに書いている調理方法で行ってほしい」と語ったほか「冷凍食品自体が保冷材のような役割を持つので、冷凍庫はぎゅうぎゅう詰めのほうが品質を維持できる」とし、「ぜひイベント後にスーパーに立ち寄り、冷凍庫をいっぱいにしてほしい」と呼びかけた。

昨年は冷凍食品100周年の節目の年だったが、新型コロナ感染拡大により「冷凍食品の日」イベントも中止に。一方で家庭で食事する機会が増え、冷凍食品を利用する機会も増えた。

大櫛会長は「次の100年、未来に向けて冷凍食品をどう進化させていくのかが我々のテーマ。食は家族や子ども、人と人をつなげるものであり、その中で冷凍食品も一役を担っていきたい」と強調。最近は健康や環境に配慮したもの、主菜・副菜などを一皿に盛り合わせたものなど新たなタイプの冷凍食品も登場しているとアピールした。

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