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2万人調査もとに「幸せ」視点のライフデザイン提起

第一生命グループのシンクタンク「第一生命経済研究所」はこのほど、「ライフデザイン白書」のシリーズ11冊目となる『「幸せ」視点のライフデザイン』(2万人アンケートが描く生き方・暮らし方の羅針盤)を発行した。同研究所が今年1月に取り組んだ全国約2万人の生活者アンケート調査結果をベースにし、この2年間のコロナ禍と「アフターコロナ」の生活のあり方も踏まえ、幸せ視点を重視したライフデザインを提起した内容となっている。

同書では、幸せへの人生資産として「健康」「お金」「つながり」の重要性を再認識し、生活者一人ひとりの「ウェル・ビーイング」を実現するには何が求められているか、コロナ禍以前には気づかない、コロナ禍を経験した社会だからこそ認識できた課題や可能性を提示、「幸せ戦略」の再構築へ向け新たな仮説検証や考察、提言を試みている。同書の構成は「つながり」「お金」「健康」に沿って第1章(ニューノーマルとつながり)から第8章(ユニバーサル社会へ向けて)まで膨大なデータから生み出された機知に富んだ内容で綴られている。

本体1500円プラス税。東洋経済新報社発行。

(本紙「ニッポン消費者新聞」11月1日号より転載)

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