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米消費者団体の自動車信頼性ランキング 日本勢が上位ほぼ独占

米国の消費者団体コンシューマー・リポートは11月18日、2021年自動車信頼性ブランドランキングを発表した。トップ10のうち8ブランドが日本企業となり、上位3位までをレクサス、マツダ、トヨタが独占した。コンシューマー・リポートは「歴史上、レクサスとトヨタは定期的に上位にランキングし続けている」と評価している。

信頼性ブランドランキングは、同団体メンバーから収集した約32万台の車両データをもとに信頼性を点数化したもの。故障や安全性に関する報告や満足度評価などを総合評価している。トップ10は以下の通り。

コンシューマー・リポートはレクサスについて「すべてのモデルが平均以上のスコアを示し、今年全体で最も信頼性の高い新車ブランドだ」と評価。前回首位だったマツダは全体としては高い評価を得たが、MAZDA3のソフトウェアプログラム不具合などの問題が響いたと報告した。

車種別ではハイブリット車とプラグインハイブリット車の信頼性が最も高いと評価。ホンダ「インサイト」、キア「ニロ」、トヨタ「プリウス」「プリウス・プライム」「RAV4プライム」「ヴェンザ」などが該当するとし、「非常に複雑な駆動システムであるが、長年に渡り変化することのない、確立された技術だといえる」と分析した。

パンデミックや新車の供給不足、価格高騰などに直面する自動車市場だが、コンシューマー・リポートは「だからこそ消費者は安全で信頼できる車を選ぶことが今まで以上に重要だ。信頼性の高い車は必要な時にすぐに利用でき、故障に悩まされることもなくなる」とコメントしている。

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