トヨタは2月1日からビデオ通話機能を活用した「手話通訳サービス」を開始した。聴覚や言語に障がいのある消費者も手話や筆談を活用してスムーズに問い合わせができる。お客様相談センターに手話通訳サービスを導入するのは、国内完成車メーカーとして初となる。
パソコンやスマートフォンからトヨタホームページにアクセスすれば利用できる（報道発表資料より）
スマートフォンやパソコンなどからトヨタのホームページにアクセスし、「手話でお問い合わせ」ボタンをクリックすると利用できる。トヨタお客様相談センターとの間に手話通訳者が入り、それぞれの会話を伝えてくれる。手話だけでなく、チャットや筆談での問い合わせも可能。
2008年、12年の道路交通法改正により、聴力が基準に満たない人でも条件付きで普通自動車運転免許を取得できるようになり、聴覚に障がいのある人の免許取得数が増加。「誰ひとり取り残さないサービスの提供が必要」との思いからサービス導入を決めたという。