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WHO、人工甘味料の減量効果を疑問視 長期摂取リスクも示唆🔒

炭酸飲料

世界保健機関(WHO)は5月15日、新たなガイドラインを発表し、砂糖の代わりに多くの飲料や食品に添加されている非糖質系甘味料(NSS、いわゆる人工甘味料)について、「成人や子どもの体脂肪減少に長期的な利益をもたらさない可能性が示唆された」とし、さらに「長期使用により2型糖尿病や心血管疾患、成人の死亡リスク増加など望ましくない影響が潜在的に存在する可能性が示唆された」と指摘した。

WHOの担当者は「砂糖をNSSに置き換えても長期的には体重管理に役立たない。砂糖を減らす別の手段を検討する必要がある」とコメントし、体重管理の目的で人工甘味料を使用しないよう呼びかけた。

人工甘味料についての新ガイドラインは、非感染性疾患(食べすぎや飲酒、喫煙、運動不足などに起因する糖尿病や心疾患などの慢性疾患)のリスクを軽減するための健康的な食事に関するガイドラインの一つ。WHOは人工甘味料と体重減少に関する研究報告を精査したところ……(以下続く)

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