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根絶できるか除雪機事故 再発防止へ消費者事故調が調査🔓

消費者庁

消費者安全調査委員会(消費者事故調)は2月19日、死亡事故などの重大事故が毎年発生している「除雪機」について「調査対象」に選定、事故の原因究明と再発防止策の検討に着手した。注意喚起情報を発信しても毎年事故が発生していること、死亡事故など重大事故となる割合が高いことなどを踏まえ、今後の再発防止策を検討する。消費者事故調は2017年度の事故件数を今年1月末現在で47件、うち死亡は5件としている。

除雪機はシャベルやスコップ、スノーダンプに代わる冬場の必須機械として主に豪雪地帯で活用されている。今年のような全国的な大雪の年には、使用地域も拡大。季節限定使用であること、地域によっては集落ごとに共有使用し、その除雪作業に従事するのが高齢者に偏りがちなことも特徴。操作に苦心する高齢者は多い。

使用実態は、平場の除雪だけではなく、坂道での使用や、屋根から落ちて高く積もった雪の排除、地面が見えない雪上での除雪など、雪の状態に応じて実施されている。操作には万全な注意が…(以下続く)

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