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ダイドー、社会貢献型自販機を設置 西淀川区と包括連携協定

ダイドードリンコ(大阪市北区)は7月19日、大阪市西淀川区と健康・幸福増進に関して相互の連携強化を図る包括連携協定を結び、その取り組みの一環として同日、社会貢献型自動販売機の第1号機を西淀川区役所に設置した。環境への取り組みや地域住民サービスの向上、子育て支援、地域の活性化などにつなげる。

区役所内の子育て健康づくり情報コーナー横に設置された社会貢献型自販機。側面にオリジナルデザインが施されている(写真は報道発表資料より)

自販機は災害などによる停電の際、自販機内の商品を搬出することができる災害救援機能を搭載。さらに、飲料に加えてお菓子やベビー用紙おむつなどを販売することで、地域住民の安全・安心な暮らしに貢献していく。また、サステナブルな未来を創ることをめざし、自販機の年間消費電力量に相当する「再エネ指定の非化石証書」により、自販機稼働時の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする同社の取り組み「ラブ・ジ・アース・ベンダー」を採用している。

自販機には好文学園女子高等学校美術部の生徒が考案したオリジナルデザインが施されている。設置場所は区役所2階の子育て健康づくり情報コーナー横と5階の大会議室前通路。売上金の一部は区政推進基金(に~よん基金)に寄付し、区役所が実施する事業のための活動費に役立てられる。

(本紙「ニッポン消費者新聞」8月1日号より転載)
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