国民生活センター相談情報部第三課長 林大介さん
「訪日観光客に日本でのいやな思い出を残さない、そのためにトラブルを抱えた観光客には誠意をもって対応する、これを重大使命と認識しています」
国民生活センターは12月3日から「訪日観光客消費者ホットライン」を開設する。観光客急増に備えた国際的対応だ。その担当責任者が林大介さん。
林さんは、国民生活センター相談情報部第三課の課長として、CCJ(越境消費者センター)の担当責任者も兼務する。メールで相談を受け付けるCCJに対し、訪日観光客消費者ホットラインは電話相談システムだ。より迅速性が求められ、短期間の集中的対応力も期待される。ただ、直接電話相談だけに“言葉の壁”をどうクリアーするか、という難題がある。
「各地の消費生活センターの中には外国人からの相談受付業務を実施しているセンターもあります。それらセンターは…(以下続く)
(本紙12月1日号「消費者問題はいま―提言2018」より転載)
◆この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン