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ACAP・村井正素新理事長 SDGs達成への貢献めざす🔓

消費者関連専門家会議(ACAP)新理事長 村井正素さん

「お客様からの問い合わせや意見、相談にていねいに対応し、お客様の声を経営に活かすことが、事業者には求められていると思います。ACAP(エイキャップ、公益社団法人消費者関連専門家会議)は、お客様の視点を経営の根幹とする考え方が、より多くの事業者に広がっていくような取組をめざしています」

5月10日の定時総会後の理事会で、島谷克史さんから引き継ぎ、新理事長に就任した村井正素さん。三つの運営基本方針を掲げ、ACAPが取り組む事業の方向性と重要性を示した。

「運営基本方針は今年度の活動の“核”となるもので、『消費者志向経営の一層の推進』『会員への提供価値の向上』『ACAPの存在感、知名度の向上と組織基盤の強化』を三本の柱としています。これに基づいた活動を展開していくことは、ACAPに寄せられる社会的責任に応えていく道でもあると認識しています」

村井さんは住友生命保険の「お客さま本位推進部」で消費者視点を「お客さま本位の業務運営」に活かしていく役割を担う。製造業界からの理事長選出が多い中にあって…(以下続く)

(本紙6月1日号「消費者問題はいま―提言」より転載)

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