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消費者委員会新体制 活かしたい専門性の集合知 後藤巻則さん🔓

消費者委員会新委員長、早稲田大学教授 後藤巻則さん

◎消費者行政推進へ、環境変化迅速対応

「どれだけの成果をあげられるか分かりませんが、これまでの取組を活かせるよう最大限努力したい。私自身にとってこれまでにない全く新しいスタートだ、という認識で挑んでいきたいと思います」

第7次の消費者委員会が9月、船出した。7日の初会合で山本隆司さんから受け継ぎ、新委員長に互選されたのが後藤巻則さんだ。インタビューはそれから1週間後。後藤さんは、委員長選任は「意外だった」という気持ちと、「大きな機会を与えていただいた」という気持ちが錯綜する中、消費者問題の解決へ向け、これまでの経験を活かす新しいスタートとして位置付けたい、と話す。

「コロナ禍にあっては、感染防止へ向け消費者委員会の対外的活動にも一定の制限がかけられることは致し方ありません。といっても、消費者委員会に期待される社会的役割を果たし、機能を十分発揮できるよう、会議にあたっても、対面でできるものは対面で、リモート方式がよいものはリモートで、というように、それぞれ工夫を凝らしながら各種取組を積極的に推進していきたいと思います」

民法・消費者法の研究を通して消費者契約法や特定商取引法などの立法にも関わってきた。民事ルールと行政規制による「公私協働」の法制度設計など…(以下続く)

(本紙「消費者問題はいま―提言」欄より一部転載)

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