全国消費者大会、2月15日開催 戦後80年、平和求め行動

63回目を迎える消費者・消費者団体の集会「全国消費者大会」が2月15日、会場とオンラインのハイブリット形式で開かれる。各地消費者団体でつくる大会実行委員会(事務局・全国消費者団体連絡会)の主催。今回は「戦後80年、今こそ平和とより良いくらしのために学び、行動しよう!」をテーマに設定し、第1セッションで「生成AIとくらし」、第2セッションで「平和」について学び議論する。現在、参加者募集中。

第1セッションでは、カラクリ代表取締役CEOで日本消費生活問題研究所理事の小田志門氏、一橋大学名誉教授の松本恒雄弁護士が登壇し、生成AIの活用実演や利用する際の注意点などを解説する。

第2セッションはピースボート共同代表で核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員兼会長の川崎哲氏による講演、日韓の市民団体が呼びかけた「アジア平和共同声明」の取り組み、「ノーベル平和賞受賞式」帯同報告などを実施。被爆・戦後80年の節目に、唯一の戦争被爆国である日本の役割を改めて考え直す。

全国消費者大会は近年、「世界消費者権利デー」(3月15日)に合わせて3月に開かれていたが、「年度末にあたり参加しづらい」などの声があり、今回は1カ月前倒しでの実施を試みる。全国消団連は世界消費者権利デーに合わせたイベントを別途、企画するとしている。

第63回全国消費者大会は2月15日(土)13時~17時30分、プラザエフ5階(東京・千代田)およびオンライン(ZOOM)にて開催。参加費無料、事前申込が必要。詳細は全国消団連ホームページ参照を。

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