中高年に多い「自動運転」への不安 第一生命経済研が調査

60代は50代以上に自動運転での事故発生時の責任問題や保障問題に不安を持っている、こんな調査結果が第一生命経済研究所の調べでわかった。自動運転が社会的に受け入れられる制度的整備の重要性が改めて浮上した。また、同研究所は「子どもがいる女性の健康意識調査」も実施し、就学前の末の子どもを抱える無職女性は、仕事を持つ女性に比べ健康づくりへの準備をしていない割合が高く、有職女性は体力増進や健康維持よりも、民間への医療保険加入を将来への備えにしていることが示された。

自動運転調査

第一生命経済研究所が開いた記者懇談会。自動運転に関する意識調査の結果などが報告された(4日、千代田区内にて)

これら調査結果は同研究所が発行した「ライフデザインレポート」(2018・10月号)に掲載された。発行にあたって同研究所ライフデザイン研究部は10月4日、記者懇談会を開き、概要を説明した。

調査結果は2つ。50代・60代の「自動運転に関する意識調査」と就学前の末子のいる女性に関する「健康意識」の調査結果。

自動運転に関する意識調査では、事故が発生した際の責任問題やトラブル対処・保障(法律・ルール・保険)について「不安」を持つ人は、複数回答で、50代が47.9%。60代が54.5%。自動運転に必要な道路や交通システムへの整備対応(周辺環境)への「不安」は50代27.5%、60代が33.8%、さらに自分が自動運転車を使いこなせるか不安を持つ人は50代が20.3%、60代は27.6%だった。60代の方が50代に比べ、基本的な自動運転への社会的制度整備に不安を持っていることがわかった。

もう1つの調査結果「子どもがいる女性の健康意識」では、園児までの末子を抱える有職女性では、6割前後がゆとりがないと回答。一方、末子が就学前の時期の無職女性は有職女性よりも健康づくりについて「特に準備していない」と回答した割合が高く、有職女性では、体力増進・健康維持への対応よりも民間医療保険への加入を将来の備えにすると回答した割合が高かった。

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