ガストーチ、液石法で規制へ 火災事故多発 PSマーク必要に🔒

海外製の粗悪なガストーチ(携帯液化石油ガス用バーナー)による火災事故が相次いでいることを受け、経済産業省は液化石油ガス法(液石法)の規制対象製品に指定することを決めた。10月23日の合同会議で了承され、同省は政令改正に向けた手続きを急ぐ方針。今後、PSマークのない製品は販売できなくなる。

NITEガストーチ

NITE(製品評価技術基盤機構)によるガストーチの事故再現実験の様子。ガストーチの漏れたガスに引火した(発表資料より)

同省によると、消費生活用製品安全法に基づく製品事故がこの数年で年20件以上報告されていた。事故はカセットボンベとの接続部に使われる「O(オー)リング」の不具合によりガスが漏れたり、傾けて使用した際にガスが気化されずに漏れたりして発生。一度引火すると消火が難しく……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」11月1日号より一部転載)

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