米購入時「安さ」重視、初の3位に 「産地」を逆転 日本生協連

日本生活協同組合連合会(日本生協連)が実施した「お米についてのアンケート調査」で、米を買う際に重視する点として「価格が安い」が初めて上位3位に入ったことが9日、わかった。日本生協連が調査結果を公表した。調査は全国の組合員を対象に3月12~16日にかけてWEBで実施し、7165件の有効回答を得た。

日本生協連によると、令和7年産米は少雨や猛暑を乗り越えて豊作基調となり、統計上の米不足は解消、民間在庫量も十分な水準まで回復している。しかし「令和の米騒動」による市場不安から集荷競争が激化し、価格高騰が続いたことで「量は十分にあるが高価格」という需給のギャップが生じている状況にあるという。

調査では、1日1回以上米を食べる人が全体の95.1%を占め、前回調査(2025年10月実施)よりわずかに増加した。「1日2回程度」が50.0%で最多、「1日に3回以上」は17.6%だった。

米を買う際に重視する点は、1位「国産米である」(84.9%、前回比1.5ポイント増)、2位「銘柄」(41.3%、同3.3ポイント増)に次いで、3位に「価格が安い」(36.7%、同4.9ポイント増)が入った。調査開始以降初めて「産地」(33.7%)を上回っての3位入りで、米価の高止まりを背景に、銘柄や産地のこだわりよりも手にとりやすい価格を求める傾向がうかがえる結果となった。

今後も購入し続けられると思う価格は、精米5キロ当たり「3001~3500円」が22.6%で最多。前回調査に比べ「3500円以下」との回答がやや増え、「3501円以上」はやや減った。市場の需給緩和が見込まれていることを背景に、「より手頃な価格で米を購入できるようになることへの期待感が反映されたもの」と推測している。

米の代わりによく食べるようになったものが「ある」との回答は26.6%で、前回より2.8ポイント増加。具体的には「パン」「パスタ」「うどん」の順で多かった。

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