製品安全対策優良企業表彰、大臣賞にパナソニックやニトリ

製品安全に積極的に取り組む企業を表彰する経済産業省主催の「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)」の表彰式が渋谷区文化総合センター大和田で開催された。第12回目となる今年は経済産業大臣賞の大企業部門にパナソニックとニトリが、中小企業部門に大一電化社(奈良県天理市)が選ばれた。

第12回製品安全対策優良企業表彰式

製品安全対策優良企業に選出された12企業・団体(16日、渋谷区文化総合センター大和田にて)

PSアワードは製品安全の確保に向けた取り組みや改善活動を企業単位で公募し、優良企業として表彰する制度。今回は12の企業・団体が受賞した。

最高賞となる経済産業大臣賞は3社が受賞。大企業製造事業者・輸入事業者部門で受賞したパナソニック株式会社アプライアンス社ランドリー・クリーナー事業部は、製品の企画・開発・製造の各段階でリスクアセスメント委員会を段階的に実施。漏れのない製品安全を実現していることなどが評価された。

大企業小売販売事業者部門で受賞したニトリは、部品メーカーによる「サイレントチェンジ」を防ぐため、これまで一次メーカーに適用していた「品質保証マニュアル」を二次メーカーや部品メーカーに拡大。部品の生産途中の品質変化を防止する取り組みなどが評価された。

一方、中小企業部門の受賞企業で、エスプレッソマシンを輸入販売する大一電化社は「安全はお客様と企業を守る」を企業ポリシーと位置付けて社内改革を推進。故障データの収集・分析を行い、その情報をメーカーや購入者に提供するなど、積極的な啓発活動が評価された。

三上喜貴・審査委員長(長岡技術科学大学理事・副学長)は「製品安全は社内にとどまらず関係企業、業界、地域での連携による取り組みにより実現するもの。受賞企業では横断的で幅広い、ステークホルダーを取り込んだ取り組みがみられた。他の産業界の模範になる参考になる重要な取り組みも見られ、こうした活動が広く社会に浸透していくことを願う」とコメントした。

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