東レ、エコマークアワード最優秀賞 環境配慮型素材を市場に浸透


◎各社が採用、「SDGsとビジネスの融合」と評価

東レは11月19日、全社横断プロジェクトとして展開する「グリーンイノベーション事業」において、日本環境協会(JEA)が主催する「エコマークアワード2020」の最優秀賞を受賞したと発表した。エコマークを取得した製品を幅広い分野や用途で拡販し、環境配慮型素材をサプライチェーン全体に浸透させたことが高く評価された。同社がエコマークアワードを受賞するのは今回が初めて。

東レは2011年から全社横断プロジェクトとして「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」を展開。2019年度の連結売上高は8201億円に拡大した。事業の中核に“持続可能な循環型の資源利用と生産”という課題解決を据え、今年度に開始した中期経営課題でも環境関連事業の拡大を目指し、強力にプロジェクトを進めていくことを決めた。

東レの「グリーンイノベーション製品」とは、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する分野で重要な役割を果たす製品のこと。バイオマス由来、空気浄化、新エネルギー、リサイクルなど分野ごとに独自基準を設定し、製造時だけでなく原料・使用・廃棄といったライフライクル全体での温室効果ガス削減効果を図ることで、持続可能な低炭素社会の実現に貢献する狙いだ。

こうした取り組みについて、エコマークアワード選考委員会は「これまで脇役になりがちであった製品の環境性能を、優れた先見性と技術、市場開発によって『顧客に選ばれる付加価値』に昇華させている」、「SDGsとビジネスの融合を、時代に先駆けて体現してきた同社のイノベーションに、惜しみない拍手を送りたい」などとコメント。また、多くの繊維素材でエコマーク認定を取得しているとして、「環境配慮素材を市場に浸透させた貢献は計り知れず、サプライチェーン全体のグリーン化にも大きく寄与している」と高く評価した。

(本紙12月1日号より転載)

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