ユーロNCAP、22年ベストカー発表 テスラと中国車が存在感

自動車の安全評価試験を実施するユーロNCAPが2022年ベスト・イン・クラス(クラス最高車)を発表した。大人の乗員保護、子どもの乗員保護、歩行者・自転車ユーザー保護、安全支援技術の4項目の総合スコアが最も高い車種を選出した。6クラスのうちテスラ車が2車種(1車種はダブル受賞)、中国車が2車種と存在感を示した。ベストカーに輝いた車種は以下の通り。

  • エグゼクティブカー:テスラ・モデルS
  • 大型ファミリーカー:ヒュンダイ・アイオニック6
  • 大型オフローダー:ウェイ・コーヒー01
  • ピュアエレクトリックカー:テスラ・モデルS(ダブル受賞)
  • 小型ファミリーカー:オーラ・ファンキーキャット
  • 小型オフローダー:テスラ・モデルY

ユーロNCAPは中国車について「2022年は多くの中国ブランドがヨーロッパ進出を果たし、大きな成果を上げたことは注目に値する。これまでの欧州市場への参入は成功しなかったが、いまや欧州ブランドと安全性で競争できるようになった」とコメント。オーラ・ファンキーキャットは「装備が充実しており、いくつもの有名ブランドをしのいでいる」、ウェイ・コーヒー01は「高度な装備を搭載し、すべての項目で好成績を収めている」と評価した。

テスラについては「そのデザインと精神性はヨーロッパの自動車市場に大きな影響を与えている」とし、モデルSとモデルYが安全アシストの項目で98%という最高スコアを達成したことを評価した。

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