遺伝子組換えイネ「実験ノート」情報公開請求訴訟、第3次提訴🔓

2005年に周辺住民の反対を押し切って実施された新潟県上越市での遺伝子組換えイネ野外実験についてその後、差止訴訟や「実験ノート情報開示請求訴訟」などが提起されてきたが、それに続く第3次の情報公開請求訴訟が8月22日、東京地裁に起こされた。

遺伝子組み換えイネ実験ノート原告消費者は、実験実施者の「実験ノート」を非公開にした「国立研究開発法人・農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構)の姿勢を問題視している。焦点となった遺伝子組換えイネは、いもち病や白葉枯病対策としてカラシナ由来のディフェンシン遺伝子を挿入したイネ。原告は耐性生物が発生する可能性など自然界に危険性をもたらすと指摘していた。裁判の第1回口頭弁論は10月下旬の予定。

■7年以上の裁判闘争 「本筋の裁判」と原告

原告は、当初組換えイネの栽培実験は環境影響が計り知れない危険なものとして、実験データを記録した実験ノートの情報開示請求を行った。

だが実施機関である農研機構は「実験ノートは研究者の私物であり法人文書ではない」と主張、公開請求を拒否。原告はその処分取消を求めて提訴した。

これが2012年の第1次訴訟だ。判決は…(以下続く)

(本紙9月1日号より転載)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
ジー・サーチ データベースサービス
日経テレコン

関連記事

消費者運動年鑑2019

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. 埼玉消費者被害をなくす会
    経年劣化による火災などを防ぐことを目的とした「長期使用製品安全表示制度」と同「安全表示制度」の認知度...
  2. インターネット
    スマートスピーカーが勝手に起動し、私たちの会話を盗聴しているのではないか――。こうした心配の声が多い...
  3. 国民生活センター
    高温多湿の環境下で実施される「ホットヨガ」について「体調が悪くなった」「嘔吐した」「頭痛がひどい」「...
  4. 欧州消費者同盟
    欧州32カ国の44の消費者団体でつくる欧州消費者同盟(BEUC)は7月7日、オンラインショッピング上...
  5. 電気料金
    電気契約を結ぶ際、法令で義務付けられた契約書面を交付していなかったとして、経済産業省の電力・ガス取引...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同...
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際...
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日...
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビスス...
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
ページ上部へ戻る