【米国】市場を牽引するクロスオーバー車 全体の4割占める

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この20年間、自動車市場を牽引したのはSUV(多目的スポーツ車)ではなく、正しくはクロスオーバー車だった――。米消費者情報誌コンシューマーリポートは2000年以降の市場動向を検証する記事を掲載し、クロスオーバー車の人気ぶりを伝えた。

クロスオーバー車とはオフロード性能を兼ね備えた多目的スポーツ車の一種。一回り大きな車体がより多くの乗員と収納を提供しつつ、通常の車と遜色のない燃費や運転性能が魅力だという。同誌は自動車専門調査会社Wards Intelligenceの車両クラス別市場シェアデータを示し、クロスオーバー車の市場シェアは2000年の4%未満から2018年のおよそ40%へと拡大したと説明した。

クロスオーバー車は、統計の取り方によって「ライトトラック」に分類されることがあり、「消費者はSUVとピックアップトラックを欲しがっている」と市場動向を見誤るケースがみられた。同誌は「実際に人気を得ていたのはクロスオーバー車だ」とし、2018年のライトトラックの売り上げの大半は小型クロスオーバー車が占め、SUVとピックアップトラックはそれぞれ20%未満だったと解説した。

同誌は人気車種としてトヨタ「RAV4」、ホンダ「CR-V」、日産「ローグ」をあげ、「クロスオーバー車の拡大は、消費者の多くが実用性と優れた燃費性能を兼ね備えた車を望んでいることを示したものだ」と分析している。

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