自動車アセス、今年度から順次公表 ホンダN-ONEは4星

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が自動車の安全性能を評価する「自動車アセスメント」について、2021年度から、評価結果が出た車種ごとに順次公表する方式に変更された。11月26日には第3弾としてホンダ「N-ONE」の評価結果が公表され、総合評価は4星(5星が最高)だった。

国交省などはこれまで年2回とりまとめて公表してきたが、消費者に情報をいち早く提供するため、順次公表することにした。

今年9月には第1弾として日産「ルークス」と三菱「eKスペース」の評価結果が公表され、ルークスはファイブスター賞を獲得、eKスペースは事故自動緊急通報装置が装備されていないとして4星となった。

10月の第2弾公表では日産「ノート」がファイブスター賞、スズキ「ソリオ」/三菱「デリカD:2」(ソリオのOEM車)が4星の評価となった。

ファイブスター賞は衝突安全性能と予防安全性能が最高ランクであり事故自動緊急通報装置を搭載した車種に贈られる。

(本紙「ニッポン消費者新聞」12月1日号より転載)

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