こどもの事故、外出先では特に注意を NITE呼びかけ

ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとして、NITE(製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけている。室内における子どもの事故の多くが「外傷」「やけど」「窒息・誤飲」の事例で、家具やおもちゃ、いす、電気ケトルといった身近な製品で起きていた。NITEは「外出先でも、子どもにとって危険な状態になっていないかを点検し、楽しく安全に大型連休を過ごしてほしい」と呼びかけている。

こどもの事故

電気ケトルは子どもの手の届かないところに設置し、電源コードの配置にも注意が必要(NITE提供)

2023年までの5年間に報告された子ども(0~6歳)の屋内での事故は54件。このうち「外傷」が24件、「やけど」が15件、「窒息・誤飲」が11件と事故が目立った。

「外傷」では、扉の隙間に指を挟む事故や倒れてきた家具の下敷きになる事故などが発生。24件中11件が重傷事例だった。

「やけど」では、ウォーターサーバーや加湿器、電気ケトルなど熱湯を扱う家電製品で多く発生し、つかまり立ちにより手の届く範囲が広がる1歳前後での事故が目立った。15件中9件が重傷事例だった。

「窒息・誤飲」では、11件中6件が死亡事例。3歳未満に集中する傾向がみられ、カーテンの操作用ひもにひっかかり3歳児が窒息死したケースや、幼児用ベッドガードとマットレスの隙間に挟まり生後5カ月の乳児が窒息死したケースなどが報告された。

こうした事故は対策をとっていないとどこでも起きる可能性がある。NITEは「普段大人だけで過ごしている親戚の家や宿泊施設などに行くときは特に注意が必要だ」と指摘。家電製品の置き場所や電源コードの配置、ブラインドの操作用ひもの位置などの確認を呼びかけている。

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