消費者庁デジタル班がネット通販を監視 設置8カ月で9件執行🔒

詐欺的定期商法など排除へ 事業者への注意喚起通知1600件

インターネット通信販売に関するトラブル相談が全国の相談件数の4割近くになり、その割合がさらに高まっている中、消費者庁は4月25日、ネット通販分野での違反事業者に対する行政処分などの法執行状況を発表した。同庁は昨年9月、取引対策課に「デジタル班」を設置、ネット通販での悪質事業者の排除や消費者被害の防止に取り組んできた。同課では、設置以降の執行状況を公開することで、改めて消費者に注意を呼びかけ、事業者に法令遵守意識の啓発を図ることにしたとしている。

消費者庁デジタル班

デジタル班による法執行状況を報告する消費者庁(4月25日、消費者庁にて)

同庁によると、デジタル班設置から今年4月までの約8カ月で行政処分は3案件、行政指導は6案件を実施したという。この中にはプラットフォーム事業者に対して……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」5月1日消費者月間特集号より一部転載)

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