突然の訪問・電話勧誘トラブル110番 2月の土日開催 全相協

公益社団法人全国消費生活相談員協会(全相協)は2月中の土曜と日曜、延べ8日間にわたり、「週末電話相談110番」を実施する。東京、大阪、北海道3カ所の事務所で相談を受け付ける。

今回の110番は「突然の訪問・電話勧誘でトラブル」というテーマで実施する。訪問販売や電話勧誘では規制を逃れる手口がますます巧妙化。消費者トラブルが深刻化している。全相協では特定商取引法改正を視野に入れている。事業者の突然の訪問や電話勧誘などの、不招請勧誘についてトラブル発生の背景や被害の実態を明らかにする。消費者被害の温床とされてきた不招請勧誘について規制を求めていく。

今年12月は平成28年改正特商法の施行から5年。いわゆる「5年見直し」の時期のため、寄せられた事例をもとに改めて不招請勧誘の問題点を明らかにする。同時に電子書面交付の問題についても具体的把握を図り、今後の全相協の意見表明・政策提言につなげていく。

週末電話相談110番の開催日時は以下の通り。

  • 東京:03-5614-0189 土曜日・日曜日の10時~16時
  • 関西:06-6203-7650 日曜日の10時~12時 13時~16時
  • 北海道:011-612-7518 土曜日の13時~16時

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