ガストーチ、海外製品で事故多発 粗雑な作り、ガス漏れの恐れ🔓

■NITE、安全な製品選びと使用前の点検呼びかけ

アウトドアでの火おこしや家庭での炙り調理などに使うガストーチについて、製品の不具合による事故が増加しているとして4月28日、NITE(製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけた。粗雑な作りの安価な海外製品がインターネット通販などで流通しており、正しく使っていてもガス漏れする恐れがあるという。NITEは「極めて安価なものは注意が必要。また、使う前は点検を」としている。

ガストーチのガス漏れ引火事故

粗雑な作りのガストーチは、カセットボンベとの接続部からガス漏れする恐れがある。安全な製品選びと使用前の点検が重要だ(NITE再現実験より)

NITEによると、ガストーチの事故は2017~21年度までの5年間に68件発生し、2020年度以降、増加していた。そのうち製品の不具合による事故が27件起きていて、20年度には12件と急増していた。

不具合による事故では、「O(オー)リング」と呼ばれるガス漏れ防止用ゴムパッキンの不具合によるガス漏れが14件発生。そのほか製造不良によるガス漏れが7件、取扱説明書の不備により大きく傾けて使用したためにガス漏れした事故が3件起きていた。また、27件の不具合事故のうち20件が海外製品で、残る7件は製造地が不明だった。

粗雑な作りのガストーチはガス漏れのリスクが高く、NITEは「設計時または製造時の不十分な品質管理のため、不適切な材質や寸法のOリングが使われていたり、内部に異物が付着していたり…(以下続く)

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