7月に熱中症急増 早めにエアコン試運転を NITE呼びかけ

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◎今夏は猛暑予想 高齢者にも声かけを

本格的な夏の到来を前に、NITE(製品評価技術基盤機構)は5月26日、今の時期にエアコンの試運転を行うよう呼びかけた。7月に入ると自宅での熱中症が急増するほか、エアコンの故障に気付いても業者を手配できず、修理が遅れる可能性があるという。NITEは「エアコンの早期点検は熱中症予防だけでなく製品事故の防止の観点からも有効だ」としている。

エアコン試運転

試運転の前には、電源プラグ、室内・室外機のほこりや汚れのチェックを。製品事故防止にもつながる(NITE再現映像より)

気象庁によると、今夏は猛暑の予想。政府が一丸となって熱中症対策に取り組む中、NITEも早めのエアコン試運転を呼びかけた。確認すべきポイントは以下の5項目。

試運転の前に▽電源プラグや室内機のフィルターにほこりがたまっていないか▽室外機の上や前に物が置いていないか、汚れがないか――を確認する。

そして、試運転の際には▽冷風が出るか(最低温度に設定し、10分間試運転する)▽さらに30分ほど運転して異常(水漏れ、異音・異臭など)がないか――を確認する。

異常があれば▽メーカーや販売店に相談して点検を受ける――という手順。夏に入ると修理依頼が集中するため、NITEは今の時期に試運転しておくことを勧めている。

総務省消防庁の直近5年間の統計によると、熱中症は7月から急増し、全体の52%が高齢者、発生場所は40%が住居だった。また、昨年夏の東京23区の熱中症死亡者の8割が高齢者で、ほとんどのケースでエアコン未使用だった。高齢になると暑さやのどの渇きを感じにくくなるため、NITEは周囲の声かけが重要だとしている。

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