農薬散布器でも乾電池液漏れ、やけど事故に

  • 2019/1/21
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国民生活センターは乾電池の液漏れで重度の化学やけどを負った農薬散布器に関するテスト結果を発表。使用乾電池のうち1個が逆装填されていたことから、電圧のバランスが崩れ、液漏れに至ったと考えられる、とした。当該農薬散布器の電池ボックスは乾電池を逆装填したときに通電を防止する構造にはなっていなかった。

国民生活センターによると、このテストは消費生活センターなどからの依頼テスト。相談解決のためのもので、製品名・事業者名は明らかにされていない。

依頼内容は、「乾電池式の農薬散布器で除草剤を散布。すると乾電池から液漏れが生じ、腰のあたりでやけどを負った。液漏れの原因を調べて欲しい」というもの。同センターはテスト結果を1月17日、公表した。

それによると、製品は8個の乾電池を使用する乾電池式農薬散布器。1組4本ずつ使用されていた電池ボックスの乾電池のうち、3本に液漏れが生じていた痕跡が見られた。そこで1本を逆装填したことを想定したテストを実施したところ、乾電池から液漏れが生じた。相談者は漏れ出たアルカリ性の液体が皮膚に触れたことで化学やけどを負ったものと考えられた。事故製品の電池ボックスは乾電池を逆装填したときに通電を防止する構造にはなっていなかった。

同センターでは乾電池装填に際しては方向を確認するとともに、電池ボックスなどに異常がないか確認するよう消費者にアドバイスしている。製品名などが公表されていないことから今後の事故発生が心配される。

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