埼玉県消費者大会開催 全体会に362人 寺島実郎さんが記念講演🔒

埼玉県内の消費者団体や県民が集い、暮らしを巡るさまざまな問題を考える「埼玉県消費者大会」が10月25日、さいたま市で開かれた。リアルとオンラインで行われ、午前の全体会には埼玉会館に265人、ウェブ配信に97人の計362人が参加した。日本総合研究所会長で多摩大学学長の寺島実郎さんによる記念講演や県への要請が行われ、全体会の最後に「消費者自身が学び、考え、自ら声をあげ、行動していこう」と呼びかける大会アピールを採択した。

埼玉県消費者大会

リアルな日本の姿を様々なデータから浮き彫りにし、日本と消費者が進むべき方向性を語る寺島実郎さん(埼玉会館にて)

59回目を迎えた大会のテーマは「誰ひとり取り残さない社会を目指して~わたしたち消費者の行動が未来をきめる~」。県内22の消費者団体が結成した実行委員会が主催し、消費者による社会的発言の場との位置付けで開催された。

実行委員長の柿沼トミ子さん(埼玉県地域婦人会連合会会長)は「世界で起きている戦争では、いつでもどんなときでも私たち市民、子ども、弱者が被害者となる。世界は直結しており……(以下続く)

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