有料化から5年、京都消団連がレジ袋アンケート実施中

2020年7月のレジ袋有料化から5年が過ぎたことから、NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)は消費者意識の変化を探る「レジ袋アンケート」調査に取り組んでいる。スマートフォンから手軽に参加可能で、10月までに200サンプル以上の回答を集める方針。調査結果は1~2月に開催を予定する学習会やプラスチックごみ削減のための啓発に活用する。事務局によると、9月の開始からすでに約170サンプルが集まり、順調な滑り出しとなった。「目標は間近だが、全国からより多くの回答を集めたい」と協力を呼びかけている。

同団体がレジ袋アンケートを実施するのは2回目。5年前の有料化の際にも行い、寄せられた消費者の声を小冊子「今日からはじめる プラスチックごみを減らすくらし」の作成や行政への要請活動につなげた。

事務局は「リサイクルと聞けば環境に良いと感じる人も多いが、実際は環境に負荷をかけている。大量に発生するプラスチックごみを減らしていくことが重要であり、今回のアンケートでは家庭のプラごみの実態や意識変化などを明らかにしたい」と話す。

アンケートはコンシューマーズ京都ホームページに掲載された2次元コードやURLから参加できる。設問は「マイバッグを使っていますか」「マイバッグを忘れた時にどうすることが多いですか」「5年前に比べて、プラスチックごみは減ったと感じますか」など8問で、気軽に回答できる内容となっている。

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