窓・ベランダからの子ども墜落事故 5年で51人救急搬送 都内

東京消防庁はこのほど、2025年までの5年間に5歳以下の子ども51人が、住宅などの窓・ベランダからの墜落により医療機関に救急搬送されたと発表した。月別では5月に最も多くの事故が発生しており、また、入院が必要とされる中等症以上のケースが全体の約8割を占めていた。同庁は「窓やベランダには足場となるようなものを置かないで」と呼びかけている。

公表された事例によると、「自宅の2階で遊んでいた際に、開いていた2階の窓から1階のウッドデッキに墜落した」(1歳、中等症)や、「窓際に置かれたソファの上で遊んでいたところ、物音がしたので家族が確認すると窓が開いており、地上に墜落していた」(1歳、中等症)などのケースがあった。過去5年間にわたり、0歳から5歳までの51人が医療機関に救急搬送され、そのうちの約8割が中等症以上と診断されていた。また、命の危険が強いとされる重症以上のケースも2割以上を占めていた。

月別の発生件数をみると、最も多いのは5月の12人で、次いで10月が8人となっている。年齢別では1歳が14人と最も多く、次いで4歳が11人、3歳と5歳がそれぞれ10人、2歳が6人だった。さらに、全体の8割以上の事故が窓からの墜落によるものだった。

東京消防庁は「高所からの墜落は生命に危険を及ぼす可能性が高いため、十分な注意が必要だ」と指摘。窓やベランダの手すり付近に子どもが墜落する危険個所がないかどうかを確認し、安全対策を講じるよう呼びかけている。

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