「知らないこと多すぎない?」 都地消連が「情報展」

東京都地域消費者団体連絡会(都地消連)は9月19日と20日の両日、都消費生活総合センターで毎年恒例の「消費者から見た情報展」を開催した。使用後の紙おむつを下水道に流す国の計画への疑問、「フレイル予防」のポイント、介護保険制度の欠陥性、レジ袋辞退調査結果、風呂敷の有効性など、生活に密着した問題をパネルを使って展示した。

都地消連の情報展

恒例の「消費者から見た情報展」。風呂敷の活用も呼びかけた(19日、東京都消費生活総合センターにて)

都地消連は、都内各区の消費者の会の連合体。「安全の権利こそすべてに優先、知ろう、叫ぼう、行動しよう」というスローガンを掲げ、40年以上にわたり、身近な消費者問題に取り組んできた。「消費者から見た情報展」は都地消連の年間活動の集大成として位置付けられ、毎年、東京都消費生活総合センターで開催されてきた。今年は「知っててよかった」というテーマで、知らないことが多すぎる消費者問題分野を取り上げ、その調査結果がパネル展示された。

9月19日には展示と同時に、紙おむつリサイクル推進協会の須東亮一会長を招き、高齢社会が進展する中での紙おむつリサイクルに関する状況と課題について報告を受けた。

展示場では、「口の健康」「フレイル予防」「介護保険法の行方」「使用後の紙おむつ」「地中熱の有効利用」「レジ袋辞退率調査」「風呂敷の効能」などの調査結果が展示された。「フレイル」は年齢とともに身体・精神面が低下していく状態を示す。情報展では、その予防へのポイントが説明された。

都地消連・奥田明子共同代表は、「消費者が知るべきことが適正に情報提供されていない現状を踏まえ、行政・企業への働きかけも推進していく」と話す。

(詳細はニッポン消費者新聞10月1日号で)

関連記事

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. アメリカ消費者連合
    良好な経済環境を背景に、クレジットスコアを確認する人が急減しているとして、アメリカ消費者連合(CFA...
  2. ホスピタルダイエット
    福岡県は8月20日、台湾の業者からインターネットを通じて入手したダイエット用製品を摂取した20代女性...
  3. 人や社会、環境に配慮した商品を積極的に購入する「エシカル消費」を学んでもらおうと、静岡県は「めざせ!...
  4. 高カカオチョコレート
    ポリフェノールを多く含むとうたう高カカオチョコレートについて、北海道消費者協会が含有量テストを実施し...
  5. オーストラリア競争・消費者委員会
    オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は8月16日、ボタン電池の事故防止策を検討する「ボタン電...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
  2. チーズフェスタ2018

    2018-11-12

    「チーズフェスタ2018」に7700人 多彩なチーズレシピ

    11月10日(土)と11日(日)の両日、チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は、渋谷区・恵比寿の...
  3. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2018-11-2

    国際葬儀連盟会長に就任 全日本葬祭業協同組合連合会

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月25日に熊本市で全国大会を開き、同連合会副...
  4. 引越安心マークのトラック

    2018-3-6

    「安全・安心」な引越を 「引越安心マーク」制度導入4年目に

    全日本トラック協会、信頼マークとして提示 「引越安心マーク」をご存知だろうか。厳しい基準をクリアー...
  5. チーズフェスタ2017

    2017-11-13

    チーズフェスタに約7千人参加、チー1グランプリも発表

    11月11日と12日の両日、都内で開催されたチーズの祭典「チーズフェスタ」に2日間で延べ7千人を超え...
ページ上部へ戻る