【米国】ロメインレタス、産地を表示へ 更なる対策求める声

今年6月に続き、新たなロメインレタス食中毒が発生した問題で、FDA(米食品医薬品局)は11月26日、農家と加工・流通・小売り業者に対し、今後出荷するロメインレタスのパッケージに栽培地と収穫日を表示するよう求めた。この措置を受け、消費者情報誌コンシューマー・リポートは「今回の自主的な表示は消費者が食中毒を回避するのに役立つ」と一定の評価をしたものの、公衆衛生を向上させるには更なる対策が必要だと訴えた。

CDC(米疾病対策センター)によると、今回の出血性大腸菌O-157:H7による食中毒は10月初旬から始まり、これまでに12州で43人が発症、16人が入院した。感染源はカリフォルニア州の北部および中部で生産されたロメインレタスの可能性が高く、CDCは「生産地が確認できないロメインレタスは食べずに廃棄してほしい」と呼びかけている。

コンシューマー・リポートは、産地と収穫日の自主的な表示については称賛し、「この取り組みを恒久化し、すべての生産地で行われることを望む」と要求。一方で「繰り返し発生する大腸菌などによる食中毒から消費者を守るには更なる対策が必要だ」と指摘し、FDAに対し、農業用水の安全基準の強化と水質試験の導入、農産物へのトレーサビリティの適用を強く求めた。

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