2019年のアルミ缶需要量、前年並み チューハイ向け好調🔓

アルミ缶リサイクル協会(富永泰夫理事長)は2月15日、2019年の飲料用アルミ缶需要量がほぼ前年並みの216億1000万缶になるとの予測を発表した。主力のビール向けの落ち込みを、好調が続くチューハイ向けRTD缶が補うとみた。また、物流コストの上昇がアルミ缶リサイクルに影響がでないよう、必要があれば聞き取り調査を実施する考えを示した。

アルミ缶リサイクル協会

記者会見に応じるアルミ缶リサイクル協会の富永泰夫理事長(中央)(15日、東京・千代田区にて)

同協会は、国内の2019年飲料用アルミ缶需要量を前年比5000万缶減の216億1000万缶と予測。14年連続出荷量が減少している「ビール系」が前年比1%減の94億缶に落ち込む一方で、チューハイなどのその「他アルコール系」が前年比10%増の43億3000万缶に伸びるとみた。コーヒーや炭酸飲料などの「非アルコール系」は4%減の75億2000万缶へと減少が続く見通し。

アルミ缶リサイクル協会の森口夏樹専務理事は「ビール系は依然として厳しい状況が続くが、チューハイなどのRTD缶の好調が続くとみている。非アルコール系では、ボトル缶コーヒーの減少は底を打ったとみて…(以下続く)

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