消費者志向経営優良事例募集開始 消費者庁11月に表彰へ

消費者庁・岡村和美長官は同庁が事務局を務める消費者志向経営推進組織が第2回目となる「優良事例表彰」の募集を5月23日から開始したことを明らかにした。同庁は消費者志向経営(サステナブル経営)の推進に取り組んでおり、優れた消費者志向策を展開する表彰制度を運用している。今年の表彰は昨年に次いで2回目となり、11月頃に発表の予定という。

優良表彰の選定は、「消費者志向」を自主宣言し、そのフォローアップ活動を実施した企業・団体の取組事例が対象。表彰に応募してきた企業の中から選定委員会が具体例を精査、優れた事例を表彰する。第1回の昨年は、「内閣府特命担当大臣表彰」(1社)、「消費庁長官表彰」(3社)がそれぞれ設定され、計4社が表彰された。

今年の応募期間は7月31日までの約2か月間。8月から10月頃にかけて選考委員会で検討し、11月をめどに公表・表彰する。選考委員は外部から求め、これから委嘱する。表彰された企業には消費者志向経営のロゴマークの使用、及びバッチが付与される。

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