【米国】ベビーベッド用バンパーパッド禁止を 窒息の危険性

アメリカ消費者連合(CFA)や米国小児科学会など4団体は6月13日、ベビーベッド用バンパーパッドの製造・販売・輸入禁止を求める声明を出した。

バンパーパッドの禁止を盛り込んだベビーベッド安全法(Safe Cribs Act)の改正案が米議会に提出されたことを受けたもの。米国ではバンパーパッドが原因とみられる乳幼児の窒息事故が数十件起きていて、すでに一部の州では禁止措置がとられている。4団体は過去10年に渡り、政府や各州に規制を要請してきた。

ベビーベッド用バンパーパッド

柵の内側に取り付けられたバンパーパッドの一例(Kids In Dangerホームページより)

バンパーパッドはベビーベッドの柵の内側に取り付ける保護具で、柵に頭をぶつけたりするのを防ぐためのもの。子どものけがを防ぐ製品として、一般家庭や保育施設などで使われている。しかし、これまでに数十件の窒息事故が起きていて、死亡事例も相次いでいた。米国内では禁止する動きが徐々に拡大し、オハイオ州やメリーランド州、シカゴ市が禁止(非メッシュ製品が対象)し、ニューヨーク州では禁止法案が提出されている。

CFAは「バンパーパッドにけがを防止する効果があるという科学的根拠は明らかになっておらず、不要な装飾品にすぎない。CPSC(米消費者製品安全委員会)も排除に乗り出すべきだ」と指摘。子ども擁護団体のKids In Dangerは「いくつかのパッドは通気性があると宣伝しているが、騙されてはいけない。業界の基準を満たす製品でも事故が起きている」と注意を呼びかけた。

関連記事

ニッポン消費者新聞最新号

新着記事

  1. アメリカ消費者連合
    良好な経済環境を背景に、クレジットスコアを確認する人が急減しているとして、アメリカ消費者連合(CFA...
  2. ホスピタルダイエット
    福岡県は8月20日、台湾の業者からインターネットを通じて入手したダイエット用製品を摂取した20代女性...
  3. 人や社会、環境に配慮した商品を積極的に購入する「エシカル消費」を学んでもらおうと、静岡県は「めざせ!...
  4. 高カカオチョコレート
    ポリフェノールを多く含むとうたう高カカオチョコレートについて、北海道消費者協会が含有量テストを実施し...
  5. オーストラリア競争・消費者委員会
    オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は8月16日、ボタン電池の事故防止策を検討する「ボタン電...

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6...
  2. チーズフェスタ2018

    2018-11-12

    「チーズフェスタ2018」に7700人 多彩なチーズレシピ

    11月10日(土)と11日(日)の両日、チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は、渋谷区・恵比寿の...
  3. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2018-11-2

    国際葬儀連盟会長に就任 全日本葬祭業協同組合連合会

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連・石井時明会長)は10月25日に熊本市で全国大会を開き、同連合会副...
  4. 引越安心マークのトラック

    2018-3-6

    「安全・安心」な引越を 「引越安心マーク」制度導入4年目に

    全日本トラック協会、信頼マークとして提示 「引越安心マーク」をご存知だろうか。厳しい基準をクリアー...
  5. チーズフェスタ2017

    2017-11-13

    チーズフェスタに約7千人参加、チー1グランプリも発表

    11月11日と12日の両日、都内で開催されたチーズの祭典「チーズフェスタ」に2日間で延べ7千人を超え...
ページ上部へ戻る