【米国】20年ぶり大改正 栄養成分表示の読み方を伝授🔓

米国の栄養成分表示が約20年ぶりに大幅に改正され、今年に入って大手企業を対象に一部施行されたことを受け、米消費者情報誌コンシューマーリポートがラベルの読み方を伝授している。同誌は「新しいラベルは最新の栄養学を取り入れ、消費者にとって利用しやすくなっている」と解説している。一方で「追加糖」の表示義務付けを歓迎するとともに、「メーカーが砂糖から人工甘味料へと切り替える可能性もある」と指摘し、今後の動向を注視するとしている。

新栄養成分ラベル

カロリーを最も大きく、最も太く表示するようにした新栄養成分ラベル(FDAホームページより)

新ラベルは2016年に米食品医薬品局(FDA)がガイドラインを更新し、約20年ぶりのモデルチェンジとなった。今年1月に一部の大手食品メーカーに適用され、来年1月1日までに中小メーカーにも拡大され、完全施行される見通し。

最新の栄養学を取り入れた内容になっていて、健康的な食品をより簡単に選べるように工夫されている。

コンシューマーリポートによると、ラベルが大きくなり読みやすさが向上。「栄養価を確認するために、もう目を細める必要はない…(以下続く)

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