【米国】20年ぶり大改正 栄養成分表示の読み方を伝授🔓

米国の栄養成分表示が約20年ぶりに大幅に改正され、今年に入って大手企業を対象に一部施行されたことを受け、米消費者情報誌コンシューマーリポートがラベルの読み方を伝授している。同誌は「新しいラベルは最新の栄養学を取り入れ、消費者にとって利用しやすくなっている」と解説している。一方で「追加糖」の表示義務付けを歓迎するとともに、「メーカーが砂糖から人工甘味料へと切り替える可能性もある」と指摘し、今後の動向を注視するとしている。

新栄養成分ラベル

カロリーを最も大きく、最も太く表示するようにした新栄養成分ラベル(FDAホームページより)

新ラベルは2016年に米食品医薬品局(FDA)がガイドラインを更新し、約20年ぶりのモデルチェンジとなった。今年1月に一部の大手食品メーカーに適用され、来年1月1日までに中小メーカーにも拡大され、完全施行される見通し。

最新の栄養学を取り入れた内容になっていて、健康的な食品をより簡単に選べるように工夫されている。

コンシューマーリポートによると、ラベルが大きくなり読みやすさが向上。「栄養価を確認するために、もう目を細める必要はない…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  2. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  3. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  4. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  5. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る