エシカル商品拡大、コープ商品の三分の一に プラ対応強化へ

エシカル消費に対応したコープ商品が伸長している。

日本生活協同組合連合会(日本生協連)が2018年度、全国の生協に供給したエシカル消費対応コープ商品は金額ベースで915億円となり、16年度の676億円から35%拡大した。コープ商品全体の供給金額は約3013億円(18年度)で、エシカル商品の割合が三分の一に迫る勢いとなっている。

COOPラベルのない水

プラスチックごみ削減に対応した「CO・OPラベルのない水(あずみ野)」。ペット容器のラベルフィルムを省き、1ケース当たりのプラ使用量を5.16グラム削減した

2018年度は「海と森の資源を守る」を重点課題に設定し、エシカル商品の拡大を進めた。MSC認証のさばを使ったさば水煮缶やレインフォレスト・アライアンス認証カカオを使ったチョコレートなどを展開し、大きく伸長したという。

2019年度はこれら重点課題にプラスチック対応を追加して取り組みを進める。嶋田裕之・代表理事専務は14日の記者会見で、「プラスチック包材の環境対応として、リデュース・リユース・リサイクル・バイオマスという四つの切り口で考えている」と発言。3Rに加え植物由来素材の利用を進める考えを示した。

嶋田専務は「昨今、マイクロプラスチックやプラスチックごみの海洋汚染が社会的テーマになっている。植物由来素材の単価はまだまだ高く、これまではコストの問題で見合わせていたものもあるが、現在は切り替え可能なものは極力切り替えていく方針にしている」とし、これまでの取り組みを含め、改善事例を社会に発信していきたいと語った。

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