東京都消費者月間、令和元年度は「誰もがくらしやすい未来へ」

東京都と消費者団体の協働事業「東京都消費者月間」(愛称・くらしフェスタ東京、主催・東京都消費者月間実行委員会)の令和元年度テーマが決まった。今回は「誰もがくらしやすい未来へ」。都の消費者月間である10月を中心に、都内の各会場で様々なイベントが展開される。

メインシンポジウムは10月2日、東京ウィメンズプラザホールで開催。経済ジャーナリストの荻原博子さんがキャッシュレスについて講演し、お金の付き合い方について話をする。

恒例の交流フェスタは10月25日、26日の両日、新宿駅西口広場イベントコーナーで実施。消費者、事業者、行政が「くらし」「環境・エシカル」「食」「安全対策」「消費者被害防止」「子供」の6つのテーマで様々なブースを出し、パネル展示やクイズラリー、ミニコンサートなどが展開される。

東京都消費者月間の始まりは1978年。都消費生活条例制定3年と消費者センター開設10年を記念した「東京都消費者週間」がきっかけで、その20年後の97年には内容を刷新した「東京都消費者月間」に引き継がれ、現在に至る。

令和元年度の東京都消費者月間実行委員会は委員長に主婦連合会の平野裕子さんが、副委員長には日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)の眞鍋重朗さんと東京都消費生活総合センターの戸澤互所長が就任。来年1月まで各会場で様々なイベントを予定する。詳しくは特設サイト「くらしフェスタ東京2019ホームページ」参照を。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. PFASワーキンググループ
    食品安全委員会のPFASワーキンググループは4月26日、第8回会合を開き、「PFAS(有機フッ素化合c
  2. 米国の保険関連非営利組織「国家保険犯罪局」(NICB)は5月9日、盗難車に関する2023年報告書をまc
  3. 伝統的易学業界
    国民生活センターも参加、トラブル事例を解説 伝統的な易学の研究・普及に取り組んでいる占い関連団体がc
  4. 消費者庁デジタル班
    詐欺的定期商法など排除へ 事業者への注意喚起通知1600件 インターネット通信販売に関するトラブルc
  5. U.S. PIRG
    プラスチック製品に欠かせない原材料「プラスチックペレット」の環境への放出を禁止する法案が米下院で支持c

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る