消費者団体が「No.1表示」調査 アンケート実施、問題提起へ

特定適格消費者団体の埼玉消費者被害をなくす会(さいたま市浦和区)は「No.1表示」に関する消費者アンケート調査を実施している。12月末まで回答を受け付け、集計結果を公表するとともに実態把握や問題提起につなげる。No.1表示のうち「イメージ調査」と呼ばれる手法について問題点をあぶりだす構えだ。

イメージ調査とは、商品・サービスを実際に利用したかどうかは問わず、商品の写真を見せるなどして「効きそう」「満足しそう」といったポジティブな回答を引き出し、「満足度1位」などと表示する手法。質問項目を恣意的に設定すれば何らかの1位を獲得できるとされ、こうした表示は消費者に過度な期待を持たせる可能性がある。調査会社の業界団体「日本マーケティング・リサーチ協会」が今年1月、「非公式なNo.1調査だ」と抗議するなど問題化している。

なくす会の調査では、「満足度No.1」表示の認知度や信頼性などを尋ね、その結果を精査し、事業者への申し入れ活動などにつなげていく。

(本紙「ニッポン消費者新聞」11月1日号より転載)

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