10月は東京都消費者月間 交流フェスタ、4年ぶり会場開催へ

東京都と消費者団体が協働し、10月を中心に開催する東京都消費者月間事業「くらしフェスタ東京2023」のイベント内容が公表された。新型コロナの影響によりウェブ開催が続いていた恒例の「見て、聞いて、話そう!交流フェスタ」は4年ぶりの会場開催が決定。10月6日のメインシンポジウムは会場開催と録画配信で行うなど、会場開催とオンライン開催を織り交ぜた形で情報発信していく。

45回目となる今年度のテーマは「持続可能なやさしい未来へ」。エシカル消費、食品ロス、フードマイレージ、SDGs、ごみ問題などを切り口に様々なイベントを企画している。

くらしフェスタ東京2023

くらしフェスタ東京2023のチラシ。特設ホームページの「これまでのあゆみ」には第1回開催からのすべてのチラシが公開されている

消費者団体・事業者・行政がブースを出し、クイズや体験コーナーなどで消費生活を楽しく学べる「交流フェスタ」は10月22日、23日の両日、新宿駅西口広場イベントコーナーで開催。メインシンポジウムは10月6日、東京ウィメンズプラザホール(渋谷区)で行い、中央大学文学部心理学専攻の有賀敦紀教授が「『買う』と『買わない』の境目の心理学」をテーマに講演する。講演会の様子は後日、録画配信する。

そのほか10月~12月にかけて多摩会場、八王子会場、オンライン配信などで講演会や交流会が展開される。いずれも参加無料。事前の申し込みが必要なイベントもある。詳細はくらしフェスタ東京2023特設ホームページ参照を。

くらしフェスタ東京は1978年、都消費生活条例制定3年と消費者センター開設10年を記念した「東京都消費者週間」から始まり、20年目の1997年に「月間事業」へと拡大。2002年からは都と消費者団体による協業事業として開催している。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  2. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  3. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  4. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  5. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る