【米国】ボール外れて窒息の恐れ キャンディ7000万個回収

米国消費者製品安全委員会(CPSC)は10月5日、容器からボールが外れて窒息する恐れがあるとして、キャンディ・ダイナミクス社が販売する「スライムリッカー・サワーローリングリキッドキャンディ」計7000万個のリコールを発表した。保護者に対し、「直ちに使用を中止して子どもが触れないようにし、事業者に連絡する必要がある」と警告している。

同社には「ボールが容器から外れた」という申し出が2件寄せられているが、負傷者は報告されていない。

ボールが外れるリキッドキャンディ

リコール対象の「スライムリッカー・サワーローリングリキッドキャンディー」の一部商品。写真右がボール部分(CPSC発表資料より作成)

この菓子は回転するボールの付いたペットボトル容器に酸っぱい液体キャンディを詰めたもの。容器の色ごとに4種類のフレーバー(青がブルーラズ、赤色がストロベリー、緑色がサワーアップル、ピンク色がブラックチェリー)があり、2015年6月からウォルマートやファイブ・ビロウなどの店舗のほか、アマゾンや自社サイトなどのオンライン通販で2~4ドルで販売された。

キャンディ・ダイナミクス社は「我々は製品の安全性を最優先しており、消費者に対する責任を真剣に考えている」とのコメントを出し、リコール専用窓口を通じて全額返金に応じるとしている。

7000万個のリコールはCPSCが管轄するものとしては今年最大規模。また、CPSCは同日、同じくボールが外れて窒息する恐れがあるとして、「Coccoキャンディ・ローリングキャンディ」14万5800個のリコールを発表。ニューヨークで今年4月、7歳の女の子がボールをのどに詰まらせて窒息死する事故が起きていた。総輸入販売元のKGRディストリビューション社とトルコのCoccoキャンディ社がリコール対応を行っている。

どちらも食品を対象としたリコールだが、容器包装の危険性を問うもので、CPSCが担当している。

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