ふくしま支援活動、高校生が学習成果発表 5校から調査報告🔒

◎全相協「ふくしま食相談センター」が主催 「ふくしまの今とこれから」テーマに

東日本大震災から13年。当時2歳から5歳だった子どもたちも高校生へと成長。その生徒達が福島の郷里の地で学び、考え、参加し、生活の中で得てきたことを発表する発表会が3月16日、東京オリンピック記念青少年総合センターで開かれた。主催したのは「ふくしまの食相談センター」。全国消費生活相談員協会(全相協)の会員が担う。「高校生から学ぶふくしまの今とこれから」とのテーマで開催されたもので今年はその2回目。当日は福島県出身でEUの福島産農水産物輸入規制の撤廃に携わった外務省職員・三好あさぎさんも講演者としてオンライン参加。後輩達の活動にエールを送った。全相協では生徒たちの取組を今後も応援していくとしている。

発表会「高校生から学ぶふくしまの今とこれから」

福島県での独自調査・研究の成果を発信する高校生ら(3月16日)

主催した全相協「ふくしまの食相談センター」(代表・尾嶋由紀子さん、全相協常務理事)は、今回の集会について、「福島の復興を目的に活動している高校生・大学生に発表・意見交換の場を提供し、応援していくことが目的」と説明する。今年で第2回目となり、今後も生徒たちの活動を支援していくという。

当日は福島県出身の外務省職員・三好あさぎさんが講演。現在カンボジア日本大使館に赴任中のため……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」4月1日号より一部転載)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン
📌ファクティバ

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. こどもの事故
    ゴールデンウィークを控え、宿泊先や親戚の家に置かれた製品で子どもが思わぬけがをする可能性があるとしてc
  2. 電話相談
    大阪弁護士会の消費者保護委員会は4月26日・27日の両日、紅麹サプリ健康被害110番を実施する。小林c
  3. 豪州消費者団体Choice
    住宅ローンや家賃に関する苦情が増加しているのは銀行が苦境に立たされている人を十分支援していないからだc
  4. 鶏肉
    日本政策金融公庫が実施した畜産物の購入に関する消費者動向調査によると、食肉と牛乳について、およそ6割c
  5. コンシューマーリポート
    4月22日のアースデイを前に、米国の消費者団体コンシューマー・リポートは気候変動が消費者の財布に与えc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る