都がネット広告監視、153社に指導 「寝る前に飲むだけ」など

東京都は7月18日、2023年度インターネット広告監視事業の結果を公表した。1万6000件の広告について誇大・不当表示がないかを調査した結果、健康食品や化粧品に誇大な効果などをうたう広告が多くみられ、153事業者に景品表示法に基づく改善指導を行った。今年度から新たにSNS広告についても監視対象とする。

指導の内訳は「優良誤認のおそれ」が150件、「有利誤認のおそれ」が26件。複数の内容に違反する広告もあるため、指導件数の合計を超えることとなった。

商品・サービス別の指導件数は健康食品(サプリメント、お茶など)が64件、化粧品(クリーム、美容液など)が39件、雑貨(美顔器、家庭用EMS機器など)が30件、サービス(修理、修繕など)が23件。

健康食品では「飲むだけで脂の吸収を抑え簡単ダイエット」や「寝る前に飲むだけ」などの事例があった。化粧品では「たった一分で、驚きの美白体験」や「目の下やフェイスラインのたるみを引き上げます」など、美顔器では「毎回5分~6分くらい使うだけ」や「損傷した細胞の修復を促進」などの表示が見られた。

都は関係業界団体や検索・ショッピングサイトの関係団体に法令順守の周知を要請。消費者庁にも情報提供を行った。

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