多重債務相談件数、20・30代中心に増加傾向 JCCOが報告🔒
- 2024/12/13
- くらし
◎「悪徳商法被害」による借入も上位に
公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会（JCCO、会長・新美育文明治大学名誉教授）は10月27日に続き11月17日、今年度2回目となる電話相談「ギャンブルによる多重債務特別相談会」を開催した。当日は任意整理などを希望する相談者へのカウンセリングも実施した。10月にまとめられた「JCCO令和5年度のカウンセリング活動」報告書によると、ギャンブルを理由とする借入相談件数は増加傾向。それ以外を要因とする相談も前年度に比べ増加しており、社会的に多重債務者が増えていることが示唆される。
JCCOが実施した「ギャンブルによる多重債務特別相談会」。深刻な事例が寄せられていた（11月17日）
JCCOは、電話相談・カウンセリング、家計再建支援などに無料で取り組む公益法人。事務局長の宮下洋さんは「当協会は債務者の支払い能力に応じた弁済計画を立て、債権者と交渉し……（以下続く）
（本紙「ニッポン消費者新聞」12月1日号より一部転載）
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