食中毒、昨年は1037件発生 コロナ経て3年連続増加🔒

◎アニサキス最多も2年連続で減少、ノロが増加中

厚生労働省によると、2024年の食中毒発生件数は前年比16件増の1037件で、3年連続の増加となった。過去5年間では最も多く、コロナ禍前の水準に戻った。患者数は2426人増の1万4229人。500人以上の患者が出た事例が1件あったほか、3人が亡くなった。病因物質別ではアニサキスが330件と最多だったが、2年連続で減少。ノロウイルスは2年連続増加の276件となり、カンピロバクターを上回り2位となった。

患者数500人以上の事例では、大分県内の旅館の飲食店で昨年8月、湧き水を飲んだり店で出された料理を食べたりした595人が発熱や嘔吐など……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」5月1日消費者月間特集号より一部転載)

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