首都圏マンション8958万円 過去最高 不動産経済研究所調査

首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)でことし上半期(1~6月)に販売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は前年同期より16.7%高い8958万円で、上半期としては2年ぶりに過去最高を更新したことが不動産経済研究所(東京)の調査で分かった。資材費や人件費の高騰に加え、販売戸数が減って需給バランスが需要に偏ったことが原因とみられる。

エリア別では高い順に東京23区1億3064万円(前年同期比20.4%増)、神奈川6957万円(12.4%増)、東京都下6835万円(19.8%増)、埼玉6551万円(26.9%増)でいずれも過去最高を上回った。千葉は5738万円(1.6%減)で唯一、前年同期を下回った。

販売戸数は11.2%減の8053戸で、4年連続で減少。需給が引き締まり、価格上昇を招いたとされる。

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