首都圏マンション8958万円 過去最高 不動産経済研究所調査

首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)でことし上半期(1~6月)に販売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は前年同期より16.7%高い8958万円で、上半期としては2年ぶりに過去最高を更新したことが不動産経済研究所(東京)の調査で分かった。資材費や人件費の高騰に加え、販売戸数が減って需給バランスが需要に偏ったことが原因とみられる。

エリア別では高い順に東京23区1億3064万円(前年同期比20.4%増)、神奈川6957万円(12.4%増)、東京都下6835万円(19.8%増)、埼玉6551万円(26.9%増)でいずれも過去最高を上回った。千葉は5738万円(1.6%減)で唯一、前年同期を下回った。

販売戸数は11.2%減の8053戸で、4年連続で減少。需給が引き締まり、価格上昇を招いたとされる。

関連記事

消費者運動年鑑2023

ニッポン消費者新聞最新号発行しました

新着記事

  1. 国民生活センター
    ◎医療機関からの事故情報、5年で923件 国民生活センターが発生状況を分析 医療機関から寄せられるc
  2. 全国消費者見守りネットワーク連絡協議会
    消費者庁は10月14日、地域の高齢者・障がい者見守り活動を支援する「全国消費者見守りネットワーク連絡c
  3. 総務省
    電気通信サービスの市場環境の変化に伴い、新たな消費者トラブルの発生が予想されることを踏まえ、総務省はc
  4. 主婦連合会
    第64回全国消費者大会が11月29日に開催される。今回の統一テーマは「平和な社会とくらしを守るためにc
  5. アメリカ消費者連合
    米国の消費者団体CFA(アメリカ消費者連盟)は10月22日、自動車保険および住宅保険の大手企業幹部がc

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. 全葬連石井時明会長

    2020-1-22

    登録制度導入も視野に 葬祭業めぐり3省庁が情報交換

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の石井時明会長は1月21日、同連合会と全日本葬祭業政治連盟の合同c
  2. 全日本葬祭業協同組合連合会

    2020-1-9

    国際葬儀連盟、横浜で6月に世界大会 18年ぶりの日本開催

    今年6月、横浜で世界の葬儀関連事業者が集う世界大会が開催される。主催する「FIAT-IFTA」(国際c
  3. 葬儀事前相談員資格認定試験

    2019-11-20

    葬儀の事前相談員資格認定試験を実施 全葬連

    経済産業大臣認可の「全日本葬祭業協同組合連合会」(全葬連、石井時明会長)は11月18日と19日の両日c
  4. チーズフェスタ2019

    2019-11-12

    チーズフェスタに6千人超、「チー1グランプリ」も決定

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会は11月10日と11日の両日、東京渋谷区・恵比寿の「エビススc
  5. 全葬連第44回通常総会懇親会

    2019-5-22

    来年の国際葬儀連盟世界大会への準備推進 全葬連

    全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連、石井時明会長)は5月21日、第44回定期総会を都内で開き、来年6c
ページ上部へ戻る